外務省在外公館派遣員対策講座『Team∞』グローカル教養ゼミ レポート

2025年5月7日(火)、本学にて「外務省在外公館派遣員試験」対策を目的としたグローカル教養ゼミの第1回授業が行われました。今年も多くの学生が参加し、海外での実務経験に向けての第一歩を踏み出しました。
宮内孝久学長より激励のメッセージ

開講にあたり、宮内学長が登壇し、派遣員を志す学生たちへエールを送りました。
「人生をおもしろおかしくたくましく。本学での学びを糧に、世界に挑戦する皆さんを心から応援しています」と、力強い言葉を届けました。
河添健先生が語る「国際の現場で必要なこと」

フランス?マルセイユでの国際会議の経験をもとに、河添先生は2つの大切なポイントを伝えました。
カルチャーショックを恐れず楽しむこと
海外で働く中で感じる驚きや戸惑いも、人生の糧として前向きに捉えてほしいと語りました。
日本についての知識を深めること
派遣員は「日本の代表」として海外に赴く存在であり、日本独自のデジタルシステムや政治?経済など、海外の人々にとって興味深いテーマについて語れるよう、日頃から知識を蓄えておくことが大切です。
一時帰国中の派遣員が語る“リアルな体験”

2年次に先輩派遣員の存在を知り、強く憧れるようになった高橋さんは、4年次に休学してベトナム?ハノイへ留学。その先で出会った先輩との交流がきっかけとなり、派遣員を志す決意を固めました。
就職活動との両立に悩む時期もありましたが、久保谷先生から教養や人生に関するアドバイスを受けながら学びを継続し、卒業と同時に派遣員として渡航しました。
現地での一人暮らしやさまざまな困難は、自分自身を見つめ直す貴重な機会になっているとのことです。また、学生時代に取り組んでいた剣道が、現地での人間関係構築に役立っていると語りました。
「初心を忘れずに」という久保谷先生からの言葉を胸に、授業で得た経験が今も大きな支えになっていると実感しているそうです。

幼い頃から外交官に憧れていた友近さんは、3年次後期のアメリカ留学で英語力を強化しつつ、4年次前期に派遣員試験対策講座を受講しました。グローバル?リベラルアーツ学部の学生として2度の海外経験が求められる中、派遣員試験に向けたタイミングと準備の重要性について語りました。
大学でのコミュニケーション重視の授業が、2次試験のスピーキング対策に大きく役立ったといいます。現地での失敗も前向きに捉える精神力が、日々の仕事や生活に活かされているとのことです。
主な業務は事務仕事が中心ですが、世界各国の担当者と関わる機会も多く、大きな刺激を受けていると語りました。


講座終盤には、派遣員を目指す受講生からお二人に様々な質問が寄せられました。
本講座を通じて、派遣員制度への理解を深めるとともに、国際社会での活躍を目指す学生たちにとって、大きな学びと刺激となる時間となりました。今後の講座展開にも、どうぞご注目ください。
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久保谷 富美男 先生(客員教授)
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